創作帯と古裂と着物を愛する日々の呟き
by kkkaoru
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「丹波木綿名古屋帯」 明治期 丹波木綿・・・丹波地方では宝永年間(1710~1740年)頃に 良質な綿が盛んに生産されており、手織木綿が仕事着として 農作業の合間に織られていましたが、明治以降機械化により大量生産が進み、家庭では手織り木綿が作られていたものの 生産としては徐々に衰退していきました。戦後に至っては家庭内においては殆ど手織りをすることはなくなりましたが 昭和48年にそれを惜しむ人々で昔ながらの製法による手織り木綿を 復活し現在に至っております。 1996年「兵庫県伝統工芸品」として指定を受け 2004年3月には「希少伝統的工芸品」として顕彰されました。
生活の中で殆ど自家用として織られていたものと推測され商品として流通の記憶がありません。 地味だけど美しい。 希少な昔の手織り丹波木綿は 今はなかなか出てきません・・・ 帯に生まれ変わりました。
by kkkaoru0309
| 2016-09-07 09:58
| 帯
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