創作帯と古裂と着物を愛する日々の呟き
by kkkaoru
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ご依頼で明治時代の丸帯の裂を使って寄せ裂帯の制作中です。 「丸帯」は 江戸中期に誕生した女帯の一種で、戦前までは最も格式の高い 第一礼服用の帯として用いられましたが 戦後、袋帯は考案されると次第に廃れ、婚礼衣装や舞妓衣装用に 用いられる程度となりました。 幅広に織り上げた帯地(約70㎝)を二つに折り袋状にする形で 帯に仕立て両面共に同じ柄が入る華やかなものです。 江戸中期はお洒落が盛んな時代で 女性の髪型も豪華なものへと変わり、通常の帯では目立たないと言うことから 両面共柄のある豪華絢爛な「丸帯」が誕生しました。 今では両面柄があるので2本に作り替えて友人と分け合う事が良くありますね!
by kkkaoru0309
| 2017-11-18 17:23
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