創作帯と古裂と着物を愛する日々の呟き
by kkkaoru
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アンティークの夏物は汗シミがあったり焼けていたり なかなか状態良く残っていないものが多数ですね・・・ もう十数年前に出会ったこの帯もお手入れが必要でした。 洗いと刺繍を入れ仕立て直した帯です。
淡い色調の中に新時代を象徴する 「摩天楼」「飛行機」「飛行船」「豪華客船」「落下傘」「ラブレター」柄が ぎゆっと詰まった夏の数少ない帯です。
「20世紀初頭 金更紗裂」
20世紀初頭、インドからインドネシアに輸出された更紗を国内で印金し 婚資として贈られ大切に保管されていた裂か・・・ 土台となるスバキは金色が映える深い茜色で 印金を施すに相応しい豪華な地模様。
「17~18世紀 格天井文古渡り印度更紗」
制作地:インド南東部 コロマンデルコースト 渡来地、使用地:スラウェシ島渡り
6月9日の満月は 「いちご月」 可愛らしいこの名は元々ネイティブアメリカンが使っていた 月のニックネームで、イチゴの収穫の時期で 丁度その頃に赤くなることから呼ばれるようになったそうです。 一番低く、見た目の大きさが最小 欧州では「ローズムーン」「ホットムーン」とも言われています。
関東18:31頃 空を見上げてみては・・・
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